「フェザーインフローライト（エンジェルフェザーフローライト・石花蛍石）」の詳細や意味について

フェザーインフローライトとは

フェザーインフローライト（エンジェルフェザーフローライト・石花蛍石）は、フローライト（蛍石）の中に羽状の白い内包物が見られることからこう呼ばれています。

フローライトは世界各地で採掘されるのですが、このような羽状の内包物が見られるのは世界的に見ても珍しいものです。

産地は中国で採れるということまでしか分かっていませんでした。

しかしどうしても知りたかったのでバイヤー、現地の人などに協力してもらい特定することができました！

どうやら中国浙江省金華市義烏市（Yiwu, Jinhua, Zhejiang province, China）で採掘されているそうです。

フェザーインフローライト（エンジェルフェザーフローライト・石花蛍石）の内包物のズーム

気になるこの白い羽状の内包物の正体なのですが、残念ながらはっきりとは解明されていません。

アラゴナイト（アラレ石）の一種とされる説が濃厚なのですが、他にもゼオライト（沸石）やクォーツ（石英）などなど様々な意見があります。

こちらは分かり次第追記したいと思います。

原石は塊状で産出されその中に内包されているもの、表面に出ているものなどがあります。

これが加工する前の原石のラフです。
フェザーインフローライト（エンジェルフェザーフローライト）の原石

このような塊状で産出される為、そのままの状態より研磨（ポリッシュ）されたものが多いです。

フローライトの色合いで最もよく見られるのがグリーンフローライト。
他にもパープルやブルー（ブルーグリーン）の中に見られることもありますがこちらはグリーンより珍しいです。

天使のパワーが宿るフローライトとしてパワーストーンやヒーリングの世界では人気があります。

・癒し
・集中力を高める
・分析力を高める

中国浙江省義烏市で採取されています。

英名	Fluorite
和名	蛍石
化学式	CaF₂
結晶系	等軸晶系
へき開	四方向に完全
モース硬度	4
注意点	フローライトは、紫外線に弱い特性があります。日差しがあたるとことに長時間置くと退色する場合がありますので注意してください。またへき開（特定方向へ割れやすいという性質）も持つため、衝撃にも弱いです。