「スコロライト(ラベンダークォーツ)」の詳細や意味について
目次
スコロライトとは
スコロライトとは、人工処理されたブラジル産のアメジストです。
スコロライトは流通名であり鉱物的には、人工処理されたクォーツとなります。
現時点では色の起源については鑑別が不可能とされています。
アメジストを加熱+αで処理をするとこのような色合いになるとされています。
(+αは、不明です。染色ではない何らかの人工処理が加えられていと思われます。)
一般的には、「アメジストを2回加熱することでこの色合いになる」と言われていますが、この説は理解しがたい部分があります。
・低温⇒高温での2回加熱の場合
・高温⇒低温での2回加熱の場合
・同じ温度で分けて2回加熱した場合
どのパターンでも変化に対して大きく影響するとは考えにくいのです。
またこの「2回加熱することによりできる」という説自体も出所もわからない情報でもあり、不明な点も多いのです。
その為、当店の見解的には、加熱処理+α(染色ではない何らかの人口処理)がされた石としております。
また有力な情報が入り次第、スコロライトの処理については書きたいと思っております。
2018.9.25 追記:照射処理の後、加熱処理をしているという情報が有力だそうです。
綺麗なスコロライトを作ろうとすると元となるアメジストの質も良くなければ綺麗なスコロライトはできません。
理由は、処理をしてもクラックや濁りなどはごまかせない為です。
また処理がうまくいかず残念ながらロスとなるものもあるでしょう。
パワーや意味
・心のリラックス、癒し
・全体の運気バランスを整える
・幸せへと導く
などといわれています。
主な産地
ブラジルで産出されたものがエンハンスメントされています。
鉱物の詳細
流通名 | スコロライト |
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英名 | Scorolite |
化学式 | SiO2 |
色 | 薄紫 藤色 |
結晶系 | 六方晶系 |
硬度 | 7 |
比重 | 2.6 |
注意点 | アメジスト同様、紫外線に弱い可能性が高いです。 直射日光が当たる場所での保管は変色・退色の恐れがあります。 |
グレードの見分け方
透明感が高くなり濁りや内傷が少ないものが高クオリティとされています。
そっくりさん情報
ラベンダーアメジストに似ています。
ラベンダーアメジストとは違い、スコロライトは少し乳白色な感じがあります。