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「ラルビカイト」の詳細や意味について

ラルビカイトとは

ラルビカイトはムーンストーン（月長石）を含むサイアナイト（閃長岩…アルカリ長石を含む深成岩）で、ラブラドライトやサンストーンに近い組成を持つ天然鉱物です。
地中深くからあがってきたマグマが、深いところで固まることによりできたとされています。

様々な鉱物の集合体であり、他にもバイオタイト（黒雲母）やオリゴクレーズ（灰曹長石）なども含まれます。
バイオタイトは、黒い部分です。
白色や青色に美しく光る部分がオリゴクレーズです。
この光り方は、石の内部で光が反射することでおこっています。
長石グループの天然石の多くが持っており「シラー効果」と呼ばれています。

ラブラドライトと混同されて流通していたり、ビーズとしての流通がまだ多くなく、天然石・パワーストーンの世界ではやや認知度の低い天然石ですが、高級石材として流通しており御影石やビルの装飾などに世界中で利用されています。

輝きの美しさから石材業界では「ブルーパール」の名で愛されています。

ラルビカイトの名前はノルウェー南部のラルビック近郊で採掘され、その地方の港であるラルビック港から輸出されたことに由来するとされています。
その為産地として最も有名なのはノルウェーですが、中国、南アフリカなどから採掘されることも確認されています。

汗や水分に弱い一面を持ちますので、アクセサリーとして使用する場合は、水洗いを避け定期的に水分や汚れを拭き取るように心がけると良いでしょう。

パワーや意味

・知性を高める
・精神を安定させる
・浄化

などといわれています。

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主な産地

主にノルウェーや中国、南アフリカなどで採掘されています。

鉱物の詳細

和名	月長石閃長岩
流通名	ラルビカイトブルーパール
色	グレー、ブラック
結晶系	単斜晶系
へき開	なし
硬度	6～6.5
注意点	汗や水に弱い性質があります。水洗いを避け定期的に水分や汚れを拭き取るように心がけると良いでしょう。