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スティブナイトインクォーツとは
スティブナイトインクォーツは、スティブナイト(輝安鉱 きあんこう)を内包した水晶です。
その内包されているスティブナイトとはこんな鉱物です。
アメリカ ペンシルベニア州カーネギー自然史博物館に展示されている輝安鉱(wikipedia参照)
熱水鉱床や接触交代鉱床から針状の集合体や柱状の結晶で産出されます。
このスティブナイトは、レアメタル「アンチモン」を含んでいます。
昔は工業用品として多く用いられていたのですが、現在ではアンチモンの使用は徐々に控えられています。
世界各国で採掘できますが、採掘できる量が少なくとても稀少です。
この日本刀のようないぶし銀の結晶は、世界中で人気があります。
実はこのスティブナイトは、現在は採掘はされておりませんが日本でも採れる鉱物なのです。
産地としては、山口県の鹿野鉱山、愛知県津具鉱山(津具金山)、愛媛県市ノ川鉱山などが特に有名でした。
東京の上野にある国立科学博物館には、
愛媛県市ノ川鉱山で採れたとても立派なスティブナイトが展示されているそうです。
このようなスティブナイトは世界各国で見られるのですが、水晶の中に内包されているものというのは産地も限られておりとても珍しいものです。
ですのでインクリュージョン(内包物)がある水晶の中でも稀少な部類にはいります。
スティブナイト(硫化アンチモン)は強い毒性を持っています。
口に入れたりすると危険なのですが、手で触れたり持ったりするくらいでは大きな問題にならないでしょう。
(念のため触れた後は、手を洗うようにしましょう)
このスティブナイトインクォーツの場合は、水晶に包まれている状態になっているので気にせずご使用いただけます。
(カットの際、表面に結晶が露出してしまっているものもあります。それが見られる場合は触れた後は手を洗うようにしてください。)
スティブナイトインクォーツの原石(中国 広西チワン族自治区)
パワーや意味
・精神力、メンタルを強くさせる
・悪縁を断ち切る、悪いものから身を守る
・向上心や精神力を強化し、出世へと導く
などといわれています。
→ スティブナイトインクォーツのブレスレットやアイテムはこちらから
主な産地

主に中国(湖南省や広西チワン族自治区)などで採掘されています。
鉱物の詳細
和名 | 輝安鉱入り水晶 |
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英名 | Stibnite in quartz |
化学式 | SiO2 + Sb2S3 |
流通名 | スティブナイトインクォーツ |
色 | 透明~白で黒~シルバー |
結晶系 | 六方晶系 |
へき開 | なし |
硬度 | 7 |
比重 | 2.7 |
注意点 | スティブナイトが直射日光に弱いので、日光にあたらないところで保管しましょう。 |
グレードの見分け方
水晶の透明度とスティブナイトの入り方が基準となります。
水晶の部分は、クラックや濁りがなく透明に近いものほど価値が上がります。
スティブナイトの部分は、内包されている量、結晶の形、金属光沢や色が美しいかで評価されます。
そっくりさん情報
グラファイトインクォーツがスティブナイトインクォーツとして販売されていることがあります。
写真だけでは区別しにくいものもあったりするので注意してください。