「ピーターサイト(テンペストストーン)」の詳細や意味について
目次
ピーターサイトとは
タイガーアイやホークアイが地殻変動の影響などで粉砕され、その後水晶(クォーツ)が浸透し再び硬化した天然石(パワーストーン)です。
名前は1962年にアフリカのナミビアでシド・ピーターズが発見したことに由来します。
和名は角閃石入り石英。
前述したように粉砕・再硬化をした天然石のため、繊維が直線状に形成されずうねったようなの模様があります。
その独特の模様が嵐のようにも見えることから、「テンペストストーン」という異名を持っています。
産地によって成分の微妙な違いがあり、色は青・黄・赤・茶色、またはそれらが混じり合ったものがあります。
純粋な濃紺のピーターサイトはクロシドライト(青石綿)と呼ばれる角閃石の一種を主成分としており、
ナミビア産のみに見られる希少な天然石で他のピーターサイトよりも高額で取引されています。
クロシドライトは発がん性があるとされ、これを用いた商品の製造・使用ともに禁止されていますが、ピーターサイトはクォーツ(石英)により固化されているため、身に付けることによる発がん性物質吸収などの心配はありません。
粒によってはうねった中にタイガーアイ特有のキャッツアイ効果・シャトヤンシー効果と呼ばれるギラリとした輝きが見られます。
パワーや意味
・問題解決の救世主
・困難を打破する
・人生の大逆転
・ビジネスの成功
などといわれています。
主な産地
ナミビア、南アフリカ、中国で採掘されます。
鉱物の詳細
和名 | 角閃石入り石英(かくせんせきいりせきえい) |
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英名 | Pietersite |
成分 | [][Na2][Fe2+3Fe3+2](Si4O11)2(OH)2 |
色 | 黄 赤 青 茶 |
結晶系 | 単斜晶系(結晶繊維) |
硬度 | 6.5〜7 |
比重 | 2.6 |
注意点 | 水に弱いと言われています。 |
グレードの見分け方
ピーターサイトの特徴である渦状の模様、そしてキャッツアイ(シャトヤンシー)効果が綺麗に見られる程品質が高くなります。
一般的にナミビア産のピーターサイトが質がよいものが多く高級なものとされています。
そっくりさん情報
特になし