スギライト(杉石) 意味・鉱物辞典 タイトル

「スギライト」の詳細や意味について

目次

スギライトとは

スギライトは、和名は「杉石」で、日本人の名前が由来となっている鉱物です。

ラリマー、チャロアイトと並び世界三大ヒーリングストーンと呼ばれていて、パワーストーンの世界でも人気の高い天然石の1つです。

そんなスギライトが最初に発見されたのは1944年。

九州大学の岩石学者である杉健一氏が愛媛県の岩城島という場所にある「エジリン閃長岩」の調査を行ったところ、その中に黄褐色の結晶が混じっていることを発見したのが始まりです。

しかし当初は分析不足からユーディアライトの一種であるとされ、その後は一時的に「イワキライト」という名を与えられていました。

それがスギライトとして世に認定されたのは1976年。

研究を引き継いだ日本の地質学・岩石学学者である村上 允英氏らが、師である杉 健一教授に因んで命名しました。

現在スギライトとして一般的に流通しているものは濃い紫色のものが多いのですが、こちらは正確に言うとマンガンを含むことによる変種であるとされています。 紫色のスギライトの画像
(一般的に流通しているスギライトのビーズ)

紫色のスギライトは1980年に南アフリカのカラハリ砂漠にあるウィーセル鉱山から発見されたもので、日本で発見されたスギライトとの大きさや色彩の違いに命名者の村上教授はたいへん驚いたといわれています。

発見当初の黄褐色のスギライトは産出量がとても少なく、残念ながら市場で見かけることはほとんどありません。

そのため現在ではスギライト=紫色のイメージが強くなっています。

ウィーセル鉱山から発見されたスギライトは最初にアメリカで人気が高まり、その後加工品として日本に輸入されるようになりました。

スギライトは微細な結晶の集合体の鉱物の為、原石やビーズなどでも不純物が多くみられます。

石英(クォーツ)が浸透したものもあり、「スギライトクォーツ」や「スギライトシリカ」と呼ばれるものもあります。

ピンクスギライト
希少なピンク色のスギライト。
非常に高価で入手も困難なスギライトです。
ピンク〜ピンクパープル(ラベンダーカラー)のものがこう呼ばれています。

ブルースギライト
ブルースギライトと呼ばれているもの。
実は青い部分はスギライトではなく「リクトライト」という別の鉱物です。

日本人が命名したスギライトですが、アメリカでは「スジライト」と発音するため日本人の名前が由来であることはあまり知られていないようです。

パワーや意味

・世界三大ヒーリングストーンのひとつ
・癒し
・ネガティブなエネルギーの除去
・洞察力、知性、想像力を高める

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主な産地

世界地図 フェザーインフローライトの産地の画像

主に南アフリカで採掘されています。

鉱物の詳細

英名Sugilite
和名杉石
化学式KNa2(Fe2+,Mn2+,Al)2Li3[Si12O30]
結晶系六方晶系(粒状集合体)
モース硬度5.5〜6
比重2.7〜2.8
注意点特になし

グレードの見分け方

不純物が少なく明るい色合いのもの程良質と言えます。

そっくりさん情報

パープライトという石がスギライトと間違えられて販売されているケースがあります。

スギライトを使ったアイテム