クンツァイト 意味・鉱物辞典 タイトル

「クンツァイト」の詳細や意味について

目次

クンツァイトとは

クンツァイトは、スポジュメン(スポデューメン・スポジュミン)、リシア輝石などと呼ばれる珪酸塩鉱物に属する輝石の一種です。

スポジュメンの名は、結晶を加熱すると砕けて灰色に変化するため「燃えて灰になる」を意味する「spodumenos」が語源です。

この石は200年以上前からその存在を知られていましたが、灰色がかった白色であったため宝石業界では知名度の低い天然石でした。

しかし、1877年にブラジルのミナス・ジェライス州で宝石品質の黄色いスポジュメンが発見され、 1879年にはアメリカのノースカロライナ州で緑色のスポジュメンが発見されました。

黄色いスポジュメンは当初クリソベリルの仲間と考えられており、多色性を持つことから「3通りの顔」を意味する「トリフェーン」、緑色のものはダイオプサイトに似た新種の石であると考えられ、その石が発見された鉱山の監督の名に因み「ヒデナイト」と名付けられました。


クンツァイトが世に知られたのは、1902年。
アメリカのカリフォルニア州から美しいピンク色のスポジュメンが発見されたのがきっかけでした。

発見当初は「カリフォルニア・アイリス」の愛称をつけられていましたが、その後間もなくアメリカの宝石学者クンツ博士に因んで「クンツァイト」の名が与えられました。


上記の経緯から本来クンツァイトはスポジュメンの中でもピンク〜紫色のもののことをいいますが、店舗によっては黄色〜緑色のものもクンツァイトととして販売している場合があります。


クンツァイトのピンク色は結晶に含まれるマンガンと、結晶構造の乱れの組み合わせによるもので、それ故に同じ結晶でも産地によっては色味が変わるという特徴があります。

たとえばビーズとして広く流通しているクンツァイトの中ではパキスタンやアフガニスタン産のものは透明度が高く、ナイジェリア産のものは透明度が低くややマットで前者より発色がはっきりしています。


個性溢れる色味の違いが魅力ですが、その結晶構造の乱れから不安定で変色・退色しやすい石でもあります。

また、劈開という特定の方向に割れやすい性質を持つので、取扱の際には日光と衝撃には特に注意しましょう。

パワーや意味

・愛を育む
・人間関係を良くする
・新しい出会いのきっかけ作り
・さらに美しい女性に変われるように導く

などといわれています。

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主な産地

世界地図 クンツァイトの産地の画像

ブラジル、アフガニスタン、パキスタン、ナイジェリアなどで採掘されます。
他にもアメリカ、ミャンマー、インド、スコットランド、イタリア、メキシコ、カナダ、ロシアなどでも確認されています。

鉱物の詳細

和名リチア輝石(リチアきせき)
英名Kunzite
化学式LiAl[Si2O6]
薄いピンク、ピンク〜バイオレット
結晶系単斜晶系
へき開あり
硬度6.5〜7
比重3.03〜3.23
注意点衝撃や太陽光に弱いので注意してください。

グレードの見分け方

内側の筋状のインクリュージョンが少なく、色がはっきりしており、透明度が高いものが上質となります。

そっくりさん情報

特になし

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