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「タンザナイト」の詳細や意味について

タンザナイトとは

タンザナイトは、バナジウムなどを含んだ青色のゾイサイトのことを指します。
青～青紫色を有する多色性を持つ宝石で、１２月の誕生石の一つです。

この石は、1967年、タンザニアのアルーシャ地区メレラニ鉱山で、ルビーを探していたマニュエル・ト・スーザー氏が発見しました。

そしてこの青色のゾイサイトをアメリカ合衆国の宝石商ティファニーが「タンザナイト」と命名しました。

その後、宝石業界でも人気の石となり、世界中に知れ渡りました。

個体差はありますが、自然光の下では美しい群青色に、白熱灯の下では紫色に、蛍光灯の下では青色へと変化も見られます。

色の発色を良くする為、通常は加熱処理が施されています。
（ナチュラル（無処理）で美しいものも中にはありますがとても珍しいです。）

タンザナイトと同じゾイサイトの仲間

チューライト・・・（マンガンを含んだピンク色のゾイサイト。）
アニョライト・・・（グリーンのゾイサイト。ルビーインゾイサイトは、ルビーを含むアニョライトである。）

パワーや意味

・知性を高める
・夢への架け橋を作る
・明るい人生に導く

などといわれています。

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主な産地

タンザニアで採掘されています。

鉱物の詳細

和名	黝簾石（ゆうれんせき）
英名	Zoisite
化学式	Ca₂Al₃(SiO₄)(Si₂O₇)O(OH)
流通名	タンザナイト（Tanzanite）
色	青、青紫
結晶系	斜方晶系
へき開	一方向に完全
硬度	6.5
比重	3.3
注意点	タンザナイトは、一定方向に割れやすい劈開性（へきかいせい）を持ちます。強い衝撃を与えたりしないように注意してください。